研究をしているのは、東北大学大学院:土屋範房 教授
 
地下4000mにあると言われている超臨界水
超臨界水とは、水(液体)でもなく水蒸気(気体)でもなく
温度374℃以上で、蒸発できない圧力218気圧以上の環境下で存在する水
 
活火山を含め、活動が終わった火山の地下にも
超臨界水があると言われている
 
地下4000mまでボーリングで穴をあけ、
高温高圧にも耐えられるパイプを2本差し込み、吸い上げて戻す
その高温を利用し、別のパイプに熱を与えて、
沸騰させてタービンを回す地熱発電を考えられている

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研究をしているのは、東北大学大学院:土屋範房 教授
 
秋田県仙北市にある玉川温泉で実験を行った
 
玉川温泉は、毎分9トンもの湯量を誇る湯治場
その湯は、pH1.1~1.2の酸性
玉川温泉に装置を設置し、容器にアルミ箔を入れて源泉を流し込んだ
源泉の温度が60度以上あるため、すぐに反応し、泡が出てくる
その泡が水素
源泉をかけ流すだけで勝手に水素が作り出せる
 
仙北市ではアルミ缶などのゴミを
再利用して水素を作り出す計画を始めた
 
温泉は入浴以外の価値を生み出す可能性が見いだせた

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アルハイテック(富山県高岡市)の水木伸明
紙パック、チョコレートの包み、ポテトチップスの袋など
リサイクルできないアルミが付いたゴミをエネルギーに変えるプラント
 
乾留を利用してアルミ付きゴミを空気から遮断して
蒸し焼きにし、アルミだけを取り出す技術を確立
さらにアルミをアルカリ溶液と反応させると水素が発生する
発生した水素に酸素と反応させて電気と水を作り出す
アルミ付き紙パック1トンから7世帯分の1日の電気生み出す

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●プラスチックが原因で2048年に天然の魚介類が壊滅する恐れがある
 
2006年、アメリカの科学専門誌「Science」に
2048年までに天然の魚介類が壊滅してしまうという報告が発表された
50年間の海洋調査や魚群記録を解析した結果、
世界で捕られた魚種の29%が、1/10の漁獲量に減少していた
 
その原因は、プラスチック
プラスチックは分解が難しく土に還らない
毎年800万トンのプラスチックが海に廃棄されている
将来的には肴よりもプラスチックの方が
多くなるのではと言われている

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開発したのは、富士通研究所
 
世界最小 最高効率の電源アダプター
従来品に比べて、充電時間が1/3 短くなった
さらに無駄な電気を放出しない省エネ設計
 
ポイントは、青色発光ダイオードの素になった窒化ガリウム
 
半導体を全て窒化ガリウムに置き換えると
10%の電力の削減効果があると言われている

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●生ゴミからバイオガスを作るエネカフェ メタン
 
仙台の鳴子温泉の旅館の食べ残しは年間14トンに及ぶ
そんな食べ残しなどの生ゴミをエネルギーに変える施設が、
エネカフェ メタン
このカフェをオープンさせたのが、
東北大学大学院 農学研究科 多田千佳 准教授
 
カフェで使うエネルギーは、
地元の人が持ち寄る生ゴミから作るバイオガス
その主成分は都市ガスにも使われるメタン
バイオガスでお湯を沸かし、コーヒーやお茶を淹れる
さらにカフェの横にある街灯の燃料もバイオガス
 
その仕組みは、
無数の微生物が含まれる特殊な液体が入ったタンクに生ゴミを入れると
微生物が分解し発酵し、バイオガスが発生する
バイオガスはバルーンに保存し、エネルギーとして使う
生ゴミを分解した後に残る液体は、畑の有機肥料として使われる
 
微生物が最も活発に活動するのは35℃
その温度を保つために足湯などで使われた温泉のお湯を再利用している

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推進するのは、佐賀市環境部バイオマス産業都市推進課:井口浩樹
24時間、ゴミを燃やし約200トンのCO₂が排出される佐賀市清掃工場
ゴミを燃やす熱量を利用してプールの加温に利用したり、発電を行っている
さらにCO₂分離回収活用システムプラントを造り、
清掃工場の煙突から排出される排ガスから
濃度100%のCO₂の回収に成功し、活用を目指している
現在、回収できるのは、1日に10トン
 
ただの水に回収したCO₂を入れながら圧力をかけるとCO₂が水に溶けだす
すると佐賀県産の炭酸水が完成する
回収したCO₂は、食品添加物の規格を満たしている
 
実は、日本の製鉄所や石油化学プラントで
発生したガスから純度の高いCO₂を生成し、世の中に出回っている
その量は、年間100万トン
ビールの炭酸、腹腔鏡下手術で腹部を膨らませる、植物の栽培促進など
 
佐賀市でも植物プラントを造り、野菜の成長速度を比較する実験を始めた
二酸化炭素が濃い大気では、
同時期の収穫時で重さが通常の大気と比べて1.5倍となった

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フィリピンのセブ市では下水が整備しておらず、

一般家庭から出る下水の多くは、

廃棄物の最終処分場にそのまま捨てられるか、

一部は川や海に垂れ流しにされている

 

汚泥の放置による水質汚染が原因で人々の健康にも悪影響が出た

 

2014年8月、日本の開発協力により、汚泥脱水装置が導入された

横浜市の汚泥処理に取り組んできた中小企業アムコンが開発

セブ市から出るほぼ全ての汚泥を処理できる

 

沈殿槽から送られてきた汚泥は、ごみを取り除き、タンクに貯められる

そしてタンクの汚泥の中にある浮遊物を固めるポリマーを投入

そして汚泥脱水機でポリマーで固めた固形物と液体を分離させる

さらに固形物を圧縮し、水分を取り除いていく

固形物はトラックの荷台に直接 積み込み、

セブ市の農業組合に肥料として配られる

キレイになった水は、隣の貯水池へ

 

その貯水池でさらに水質を処理され、河川へ放流される (116)

実際に使われた大型車のタイヤチューブを回収し、

再利用してバック、ベルト、スマホケースまで製品化している

特徴は、ゴムなので水に強い

そして同じデザインの商品でも、

実際にタイヤとして使われていた痕が模様になり

使うタイヤの部分によって表情が変わる

 

年間1億本生まれる古タイヤのうち、9割はリサイクルされている

しかしその大半は燃料として使われている

 

モンドデザインは、タイヤチューブの良質な素材力に目をつけた

中古タイヤを海外へ輸出するため、

ガソリンスタンドなどから集めている会社からチューブを買い取る

取り出されたタイヤチューブを洗浄し、4つに切り分け、

国内の縫製工場に運び込まれ、職人の技によって生まれ変わる タイヤチューブは皮と違い、

波打っているためベテランの職人でも縫うのは難しい

バック一つ作るのに、約6時間

工場全体でも1日に10個ほどしか製造できない (182)

物理学者:新竹積(沖縄科学技術大学院)

理化学研究所にあるX線自由電子レーザー:SACLA(サクラ)の生みの親

そんな新竹が取り組んでいるのが、

●黒潮で発電する浮体方式の発電タービン

海には海流と呼ばれる水の流れがある

海流には世界の電力事情を変える莫大なエネルギーがある

新竹が注目しているのは、日本近海を流れる幅100キロの黒潮

原子力発電所200基分の発電エネルギーが眠っている

黒潮の中に300基の発電装置を設置し、

原子炉1基分の電力を生み出そうと考えている

 

円盤形の浮きと重りがバランスを取り、

アンカーから伸びる一本のワイヤーだけで位置と姿勢をキープ

海流の強大なエネルギーを受け止め、

効率よく発電するためには高性能なプロペラを作る必要がある

新竹はイルカの尾びれからヒントを得て、プロペラを改良した (195)

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